ベアタンク小型水槽で卵生メダカの飼育を楽しむブログ

ベアタンクのすすめ! 〜実はメリットが多い底砂無し水槽〜

あえてベアタンクを選択する理由

私は卵生メダカをメインに飼育しているので、ベアタンクを選択しています。

ベアタンクというのは、底砂を敷かずに水槽の底むき出しで飼育する水槽です。

熱帯魚飼育の中では少数派になりますが、大型水槽でアロワナなどを飼育されている方、小型水槽でベタなどを飼育されている方は、ベアタンクで飼育されていることが多いですね。

私が卵生メダカをベアタンクで飼育している一番の理由は、繁殖時の採卵をしやすくするためです。ノソブランキウスなどの卵生メダカの年魚は、繁殖させて卵を採り次世代へつなげることが醍醐味ですが、底砂を敷いているとそこに産んだ卵を探し出せずに世代を絶やしてしまうことにつながります。ベアタンクにしてその中に産卵床となる小型容器を入れるとそこに卵を産み管理しやすいようになります。

でも実際にベアタンクで飼育してみると、この理由以外にも良い事がたくさんあります。今では私はすっかりベアタンク派になってしまい、たとえ卵生メダカ以外の熱帯魚を飼う場合でも、底砂あり水槽よりベアタンクを選びます^_^

今回はみなさんに、ベアタンク飼育の素晴らしさをご説明したいと思います。

ベアタンクのメリット

では、私の実体験から、ベアタンク水槽で飼育した場合のメリットをひとつひとつご紹介します。

●汚れが溜まらず衛生的

まず、非常に衛生的に水槽を管理できるということ。

水槽内の汚物とは、生体の糞、餌の残り、枯れた水草などが主ですが、ベアタンクだと水槽内がむき出しなので、当然これらの汚物が目立ちます^_^

目に見えるので簡単に排除することが可能です。スポイトで吸い出せばよいのです。

底砂を敷いているとこれらの汚物は底砂にまぎれこんでしまいます。一見底砂だけで汚物がないように見えてもそれは違います。目に見えないだけで、底砂の中は餌の残りや糞でいっぱいです。

水換え時に底砂クリーナーのポンプなどで掃除をしたことがある方ならお分かりの通り、真っ黒な水が吸い出されます。かといって吸い出せているのはほんの一部でほとんど綺麗になっていません。

この点、ベアタンクは水質内を非常に衛生的に保つことができます。

●コケが生えにくい

底砂を敷いた水槽では、このように糞や残餌などが底砂に入り込んで堆積してしまいますが、これらは水草を植え込んで育てる時の養分になります。

これは底砂を敷くメリットにはありますが、逆に水槽内は常に富栄養化の危険をはらんでいます。富栄養化というのは水槽内にこれら養分が多すぎて養分過多になる状態です。

養分過多になった水槽にはコケが生えまくります。コケは水草同様に養分が大好物だからです。

水草が必要とする養分量とバランスがとれていればよいのですが、そもそも養分=汚物の量が底砂に堆積して目に見えないため、水槽内が養分過多になりそれを栄養にコケが発生します。

ベアタンクであれば、底砂あり水槽とは比べものにならないくらい、養分過多になる危険性は低いです。つまりコケが生えにくいです。

もちろん絶対コケが生えないわけではありません。生えにくいということです。もしコケが発生しても対策方法があるので大丈夫です。こちらの記事でご紹介しています。

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●水槽が軽くて扱いやすい

水槽に入れる底砂は、見た目は底に5センチくらいの厚みでもその重さは30センチ水槽でも3キロ、60センチ水槽では6キロ、90センチ水槽なら12キロにもなります。さらに水を入れるとその水槽全体の重量はかなりのものになります。

一度底砂を入れてしまうと水槽の移動は至難の業です。事実上できないといってもいいでしょう。もちろん、最初からしっかり場所を決めて二度と移動しないと決めたなら問題ありませんが、水槽の丸洗いなどはあきらめざるを得ません。

ベアタンクであればその重さがゼロなので、水槽の移動や丸洗いだって簡単にできます。特に卵生メダカやベタ、グッピーのように小型水槽をラックに複数並べて飼育するような場合は、水槽ひとつひとつを軽々とラックから引き出して水換えや魚の移動などのメンテナンスができるので非常に便利です。

●底砂の掃除が不要で、水換えも簡単

ベアタンクは底砂が無いので、当然底砂の掃除をする必要がありません。

底砂掃除ではポンプで底砂の中の汚物を吸い出しますが、この時に水槽の中はどうしても底砂と汚物が舞い上がり水を汚してしまうため魚にダメージを与えます。これを回避できるのはとても大きなメリットです。

さらに、底砂掃除自体が面倒くさいものですので、ベアタンクだと飼育者のストレスも減ります。ベアタンクの掃除は底の目に見える汚物をスポイトで吸い出すだけでよく、吸い出して減った水位の分だけ新しい水を足し水すればよいので、大がかりな水換えの必要がなく、管理がとても簡単です。

●明るくて水草がよく育つ

ベアタンクは底砂が無いので水槽底面のガラスがむき出しです。そのため照明をつけた時に底面のガラスが光を反射し非常に明るいです。

底砂があると光を吸収しますので、ベアタンクと比較すると同じ照明を使った場合、水槽内の光量は圧倒的にベアタンクが多いです。底砂でも黒い砂は光を吸収しやすく、白い砂は光を反射しますよね。ベアタンクはその何倍も明るいです。

結果、水草が光合成に必要な光量が豊富なので、底砂がある水槽に比べて水草の育ちが良いです。もちろん光合成は光だけでなくCO2や栄養素が必要ですので、その水槽の環境にもよりますが、光量の面では確実にベアタンクが有利です。

ちなみに卵生メダカ飼育におすすめの水草はこちらでご紹介しています。

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●見た目が綺麗・オシャレ

ベアタンク水槽は単純に綺麗に見えます。

もちろん綺麗かどうかは人それぞれの主観により違いますが、クリアで洗練されたイメージになります。お洒落です^_^

これは前項で触れた、明るさ、も大きく関係しています。照明をつけた時のライトアップ感。ひとつひとつの水槽が、底面の光の反射を受けてスポットライトを当てたように輝いて見えるため、小型水槽をたくさん並べて数種類の魚たちをコレクションしたラックに照明をつけると、まるで展覧会のような気分になります^_^

●産卵の管理がしやすい

この記事の冒頭でも触れましたが、卵生メダカの年魚の飼育では底砂を敷かずにベアタンクに産卵床をセットすることで、産卵の場所をコントロールし採卵しやすくなります。

卵生メダカの繁殖の方法について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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●底砂のコストがかからない

最後に、一番わかりやすいメリット。

底砂を使わないので底砂の購入費がかからないです^_^

ベアタンクのデメリットと解消法

ここまでご紹介したように、ベアタンクのメリットはこんなにもたくさんあります。

一方で、よくベアタンクのデメリットと言われている部分についても触れておきます。ただ先に言っておきますが、これらは工夫次第で解消できてしまう事なので正直デメリットでもなんでもありません。

⬜️底砂に水草が植え込めない

底砂が無いので底砂に水草を植え込めないのは当たり前ですが、何か?^_^

水草はどうしても底砂に植え込まないと気がすまない、という底砂マニアの方であればしかたありませんが、ベアタンクでも充分水草育成は可能です。

昔から語られている固定観念にとらわれない方が良いです。私も最初は卵生メダカをベアタンクで飼育し始めた時は、水草育成の夢はあきらめていました。ですがどうしても水草いっぱいの水槽にメダカたちを泳がせてみたくなり、試行錯誤しながら実際にいろいろトライしてみた結果、工夫次第でいくらでもベアタンクで水草を育成することは可能だという結論に至りました^_^

その工夫やアイデアはこちらの記事で公開していますのでぜひご覧下さい。

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この記事の最後でもベアタンクでの水草育成におすすめのアイテムをご紹介します。

⬜️底砂がないためバクテリアが増えにくい

底砂があるとそこには汚物も溜まりますが、それを餌にするバクテリアが繁殖します。バクテリアは水中のアンモニアなどを分解して水を浄化する作用があります。生物的ろ過というものです。そのため水槽内にはバクテリアがある程度いたほうが水質維持によいとされています。

底砂が無いベアタンクでは当然底砂によるバクテリア繁殖は期待できません。バクテリアがいない、それが何か⁇ ^_^

バクテリアに期待しているのは水質維持のためなのですから、水質が維持できていればバクテリアは必要ありません。ベアタンクのメリットの項目でもご説明した通り、ベアタンクは汚れが溜まらず衛生的です。

もちろんこまめな汚物の吸い出しは必要ですが、その分新しい水を頻繁に足し水するので、底砂あり水槽で汚物を堆積させ2週間に1回程度しか水換えを行わない水槽と比べて、常に水が綺麗です。

また、前項で解説したように水草を入れて育てれば、水草が水中の汚物を養分として吸収してくれるのでより水草が輝いたように綺麗になります。だからバクテリアに頼る必要がないのです。

⬜️殺風景になりがち

最後にベアタンクをイメージしてよく言われる言葉「殺風景」ということですが、これは底砂がないから、というよりは、水草がないから、を指しての言葉だと思います。

先ほどご紹介したようにベアタンクは工夫次第で水草育成が可能です。

この画像を見てください。これはベアタンクです。

水草をメインに活き活きとした水景を演出できます😄

ベアタンク飼育にあると便利な神アイテム

最後に私がベアタンク飼育で欠かせないと思う神アイテムをご紹介します。ご紹介したメリットを最大限に享受し、デメリットを解消するために、どれも自信をもっておすすめできる優れものです。

✅目に見える汚物を簡単に吸い出す万能スポイト⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

水槽底面に沈殿したごみや残り餌の除去、ミニ水槽の水換えなど、水槽のちょっとした掃除に最適なスポイト

このスポイトは口が太くて一回に吸引できる水の量が多いため、やや大きめのゴミや大量の糞などを一撃で吸い出せるため非常に役立ちます。私は最初、通常のスポイトを使っていましたが、このスポイトを導入して時間や手間が半減しました。今や絶対に手放せないアイテムです。もちろんアカムシなどの餌やりにも使えて重宝します。

✅水草配置に大活躍するマルチリング⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

吸着系のろ材としてはもちろん、水草ポットとしても使える万能リング
この記事の中の画像にもチョロチョロ写り込んでいますが、手軽に水槽内に水草を沈めて演出できるマルチリングです。アヌビアスナナなどをビニタイでくくりつければ石や流木に活着させる必要もなくて非常に便利です。
また、穴があいているので有茎草の根をウールマットで巻いて差し込むだけでお洒落なポットにも早変わり!底砂に植え込んでいないので簡単に場所を移動することができてレイアウト変更も自由自在です。
もともとはリングろ材なのでバクテリアが棲みつくことも期待できます。
✅水草を集中育成できるガラスポット⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ガラス製のシンプルなミニフラワーベース W10.2xD8.2xH8.2cm
もっと本格的に水草を育成し増やしたい場合は、ガラスポットにソイルを入れて水草を植え込んで育てるのがオススメです。
ガラスポットにソイルを4〜5センチの厚さに敷いてそこに有茎草をしっかり植え込みます。水槽の底面に敷きつめないので場所移動できて、トリミングの際もガラスポットごと水槽から取り出してメンテナンスできるので使い勝手がよくて便利です。何よりソイルを使用しても水槽内が衛生的で見た目もオシャレ感があります^_^
なお、このガラスポットは、中にピートモスを入れて水槽に沈めておくと卵生メダカの産卵床になるのでいろいろ使えて持っていて損は無いです。私は常に4〜5個常備しています😅
以上、ベアタンクを褒めちぎって解説してきましたが、実際にベアタンクと向き合ってみるとメリットの方が多く、私は完全にベアタンク派になりました^_^
みなさんもぜひお試しください。

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