ベアタンク小型水槽で卵生メダカの飼育を楽しむブログ

省スペース アクアリウムのすすめ 〜狭い部屋に水槽をたくさん置く方法〜

省スペース アクアリウムとは?

今回は、狭い部屋にたくさんの水槽を置くための工夫について、私が実践している方法をご紹介したいと思います。

土地面積に対する人口密度の高い日本の住宅事情では、土地や家が狭いため熱帯魚飼育も自ずと小規模・小設備にならざるを得ません。小型熱帯魚の人気が高いのは、単純に小さくて可愛い!ということもありますが、狭い部屋の中に小型水槽を置いて楽しめるという点も大きな理由だと思います。

これは熱帯魚を販売するショップも同様で、店舗内の限られたスペースでたくさんの種類の熱帯魚を扱うには小型熱帯魚が好都合であったため、まさに需要と供給がマッチした形で広まっていったのだと思います。

マンション住まいを前提としたアクアリウムとしては、1980年代の熱帯魚ブームで60センチ水槽をベースにした水草混泳水槽飼育が一気に広まりました。部屋に小型水槽をひとつ置いてインテリアとして楽しむ。このスタイルはお洒落でもあり、かなり普及しました。

ただ、今回は私がご説明したいのは、そういう意味での省スペース アクアリウムではありません。

熱帯魚のもうひとつの楽しみ方として、グッピーなど品種毎の系統繁殖の人気もじわじわと広がりを見せました。当初は一部マニアの間でしか行われていなかった30センチ水槽をラックにびっしりと並べるという飼育スタイルもかなり一般化しました。

そうは言っても狭い日本の住宅事情。自分だけの温室を設けて水槽をずらーっと並べられれば最高ですが、なかなかそんなスペースが持てない方も多いと思います。

熱に侵された熱帯魚フリークは、「もっといろいろな種類の魚を飼ってみたい」「繁殖させて楽しみたい」などとその興味は止まることを知りません。かくいう私もそんなマニアの一人です😅

ということで、どうやったら狭い部屋に少しでも多くの水槽を置いて複数の品種管理や繁殖を楽しめるか、私ながらに悪戦苦闘しながらやりくりしている省スペース アクアリウムの考え方とポイントをご紹介したいと思います。同じような環境の方の参考になれば幸いです。

我が家のアクアリウム事情

その前に、私のアクアリウム環境について触れておきます。

私は卵生メダカを筆頭に小型熱帯魚飼育が大好きです。

これまでも、グッピーから始まり、小型カラシン、プラティ、モーリー、ベタ、コリドラスなどさまざまな熱帯魚を飼育してきましたが、ほとんどが小型熱帯魚です。(一応ディスカスやプレコなども経験しましたが…)

御多分に洩れず、私の家のアクアリウムスペースもごくごく限られたスペースしか確保できておりません。具体的には洗面スペースの脇の一角だけです😭 幅にしてわずか60センチ程度。いずれ隙あらば拡張したいですが、今のところはこの範囲内に水槽台を置いて楽しむしかありません🥲

幸いにして私の場合は卵生メダカをメインにした小型熱帯魚飼育なので、飼育するだけであればある程度狭いスペースでもなんとかスタートはできました。ただ、複数種の卵生メダカを繁殖させたい!水草混泳水槽にも泳がせたい!など欲はつきないもので、水槽のサイズや配置にかなり頭を悩ませました😅

では、省スペース アクアリウムの具体的な考え方とポイントをご説明します。

省スペース アクアリウムの考え方

限られたスペースになるべく多くの水槽を置くためには、計画的な段取りが必要です。段取りのポイントはこの3つです。

①自分の使えるスペースのサイズを把握する

まずは、どれだけのスペースが使えるか、幅 × 奥行 × 高さが何センチなのかメジャーで測りましょう。

②スペースに合わせたサイズの水槽台を用意する

使えるスペースに合わせた水槽台を選びましょう。測った幅 × 奥行 × 高さに収まる範疇で最大の(なるべくピッタリな)サイズを探します。高さが可変式で変えられるタイプのラックをおすすめします。

※私が水槽台を設置した際の記事も参考までにご覧ください。

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③水槽配置のレイアウトを描く

水槽台が決まったら水槽配置のレイアウトを考えます。ココが一番重要です。この時は実際に紙に書き出してみることをおすすめします。

まず、水槽台の四角い枠を書き、そこに水槽が置ける幅 × 奥行 × 高さを書き入れます。注意点は、水槽台のサイズではなく、水槽台の中に水槽が置けるスペースを把握して書き入れることです。(水槽台には枠があるので枠の内側のサイズ=水槽が置けるスペース)

そして、このサイズの中でなるべく効率よく隙間なく水槽が置けるパターンを書き入れながら検討します。この時は、「先行き繁殖させる予定がある」とか、「水草も育てたい」とか、自分のアクアリウムプランを明確にすることが重要です。それによって、水槽のサイズや形状は?縦置きか横置きか?棚は何段でそれぞれの高さは?などいくつものパターンが考えられますので、最適パターンが見つかるまで妥協せず納得のいくレイアウトを決めていきます。

この段階では、配置する水槽選びも同時に考える必要がありますので、次のパートでご説明します。

小型水槽を選ぶ際のポイント

私が考える省スペースのアクアリウムでの小型水槽を選ぶ際のポイントを3つご紹介します。小型水槽といっても基準は曖昧なので、ここでは一般的な60センチ水槽を標準と捉えてそれ未満のサイズを小型水槽ということにしたいと思います。

🟠なるべく小型の水槽を選ぶ

これは省スペースを考えた場合、当たり前の話ですよね。ただ、一般的な熱帯魚飼育の書物や記事では、「水量が多い方が水質が安定するのでなるべく大きめの水槽がよい」と推奨されています。それはその通りでしょうが、あくまで理想論でしかありません。

部屋が狭いながらもたくさんの水槽で魚を飼いたいのですから、大きな水槽は非効率です。多くの場合、たくさんの水槽を並べたい理由は、品種毎に管理したい、ペアで繁殖させたい、ということなので、水質悪化に対する日々のメンテナンスができていれば、2〜3匹の魚を飼育するのに大きな水槽は必要ありません。逆に、どれだけ小さい水槽で飼育できるかを考えるべきです。私は、卵生メダカのペアであれば最低3リットル程度の水量があれば充分だと思います。※毎日スポイトでゴミ掃除して足し水している前提です。

🟠水槽のサイズを統一する

限られたスペースにたくさんの物を入れるには整然と隙間なく詰める必要がありますよね。水槽も同じで水槽台やラックの幅を最大限に利用して隙間なく置くとよいです。

その際は、水槽のサイズを統一することがとても重要です。いろいろなサイズや形の水槽だと隙間ができてラック内を最大限に活用できません。

そのためには水槽台に合わせた水槽選びが必要です。水槽は基本正面から眺めるので、正面にあたるラックの幅に水槽がいくつ入るかを計算します。例えば、幅60センチのラックには、幅30センチの水槽であれば2本、幅20センチの水槽であれば3本、幅15センチの水槽であれば4本入ります。

この時の水槽の幅というのは水槽の短側面のことを指しています。規定サイズの30センチ水槽を上から見ると30センチ ×20センチの長方形ですが、この20センチの方を正面に向けると一段の棚にたくさん並びます。特に30センチ以下の水槽の場合には重要なポイントです。

🟠スリムタイプの水槽を選ぶ

どうしても、少し大きめの45〜60センチ水槽を使いたい場合、自分の使えるスペースの奥行きに嵌まらないケースがあります。45センチ以上の水槽にはスリムタイプを選ぶことをおすすめします。

スリムタイプの水槽は奥行きと高さが短くなっており、狭いスペースに置けるのはもちろんのこと、正面から見てアクアリウムとして全く違和感を感じないため、たとえ水槽内の底砂や水草が少なくてもその迫力を再現できます。

また、奥行きが短い分、水量そのものが少なくて済むため、水換えやメンテナンスが非常に楽です。

さらには奥行きが無い分、水槽の後ろのスペースに配線やエアポンプなど道具を置けるスペースも確保できたり、良いことづくめです。

私は、スリムタイプの水槽を使ってからは、従来の規定水槽は逆に奥行きがありすぎだと思うようになりました😄

🟠稚魚育成用には別のオプションを活用する

数品種の稚魚が生まれて個別に小型水槽で飼育していると、水槽の数がいくつあっても足りません。

また、生まれて1か月以内の稚魚は1センチ足らずで、数匹であれば30センチ水槽では大きすぎて持て余します。

10匹以下であれば水量は1〜3リットル程度で充分ですので、成魚飼育用と稚魚育成用は切り離して考え、より小さく効率的に配置できるサイズや形の容器を選びましょう。

具体的な水槽の種類や使い方は次の項目でご紹介します。

省スペースにおすすめの小型水槽 3種

最後に、省スペース アクアリウムにおすすめの小型水槽を、水草育成用・繁殖用・稚魚育成用、それぞれの用途に合わせてご紹介します。

🟠水草育成用

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水草水槽は、広がりのある空間に水草を茂らせ魚たちを泳がせたいものですよね。小型水槽というにはギリギリの大きさになりますが、45センチのスリムタイプ水槽をおすすめします。水量は17リットルです。

サイズは20 × 45 x 22 cm。奥行きがスリムな事に加えて、高さが22センチと30センチ小型水槽と同じくらいなので同じラックの中に併用しやすく、底のゴミなどをスポイトで吸い出す時も簡単に底に届く深さなので使い勝手がよいです。

🟠繁殖用

透明感にこだわるフレームレスガラス水槽 W25×H17×D21cm

ペア飼育がメインとなる繁殖用水槽には一般的に30センチ水槽が多く使われますが、私としては一回り小さい25センチ水槽がおすすめです。水量は7.5リットルです。

サイズは17×25x 21cm。縦置きした場合の幅が17センチなので、よく使われる60センチラックの枠内の幅(約55センチ)に対して3つ並べても余裕があり、水槽の出し入れがしやすい点が気に入っています。

🟠稚魚育成用

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稚魚育成用には、さらに小さい15センチキューブをおすすめします。水量は2.5リットルですが稚魚育成には充分です。

水槽ラックは奥行き30センチ程度のものが多いですが、15センチだとラックの奥と手前に縦並びで置くことができ、稚魚の品種数が増えて水槽の数を増やしたい時に重宝します。

稚魚育成用にはもう一つ、正確には水槽ではありませんがご紹介します。

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サテライトスリムは、文字通りサテライトのスリム版で奥行き6センチなので場所を取りません。親水槽にひっかけておけばよくて管理も楽です。

水量は1リットル程度ですが、エアポンプをつなげば親水槽の水をサテライト内に循環させることができるため、少し稚魚数が多くて水質悪化が心配な時に安心です。

また、産卵箱と違い底にスリットが入っていないため水が漏れず、親水槽とは切り離して単体で置いておくこともできるので非常に便利です。

以上、今回は省スペース アクアリウムについていろいろとご紹介しました。どれだけ水槽を揃えても、もっともっと増やしたくなるのがアクアリストの常ですが、広い温室が手に入るまでは自分のできる環境で工夫してやりくりして楽しみましょう!😊

そんな小型水槽におすすめの熱帯魚として私がおすすめしたいのは、たくさんの種類がいて繁殖まで楽しめる卵生メダカです。このブログで飼育・繁殖方法を詳しく解説していますので、ぜひ飼ってみていただきたいです。

卵生メダカ飼育をはじめるにあたり必要な情報ページのリンクを貼っておきますので、興味を持たれた方はぜひ飼ってみてください。

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