Nothobranchius eggersi Kibit-Utete TZH 2012-07(ノソブランキウス エガーサイ)

卵生メダカのロケーションの違いを楽しむ

卵生メダカには本当に数多くの魅力的な魚たちがいますが、日本国内ではまだまだ知られていないため、いろいろな品種をこのブログでご紹介しています。

あくまで私のお気に入りの種類をご紹介しているので、だいぶノソブランキウス寄りですが…(汗)

みにまるめだか

卵生メダカの種類について、品種毎の魅力と特徴を解説。おすすめのノソブランキウスの仲間たちもご紹介!…

さて、卵生メダカにはさらにロケーションというものがあって、一つ一つの品種の中でもさらにロケーション毎に分けて繁殖管理をするのが一般的です。

ロケーションというのは、原種が採取された場所と時期の区別のことで、具体的にはその地名や年月を付記して管理されています。

卵生メダカの中には、複数のロケーションを持つもの、さらにロケーション毎に色や柄などが異なるタイプもおり、ロケーション毎にコレクションしてその違いを楽しむのもまた楽しいものです。

今回はたくさんのロケーションを持つノソブランキウスの代表格、エガーサイの Kibit-Utete TZH 2012-07 というロケをご紹介します。

ちなみにエガーサイには大きく分けてレッド系とブルー系の2種類があり、Kibit-Uteteはレッド系になります。

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キビティのエガーサイ

Nothobranchius eggersi  Kibit-Utete TZH 2012-07

品種名の後のロケーション部分にはアルファベットと数字が並んでいます。アルファベットは採取場所、数字は採取時期を表しています。

2012年の7月にタンザニア(TZH)のキビティ・ウテテという場所で採取されたノソブランキウス エガーサイ ということになります。

卵生メダカの品種名も読みにくいように、南米の地名もカタカナにするのが難しいですね(笑)

タンザニアという国の名前までは皆さんご存知だと思います。アフリカ大陸の東側の方にありますよね。しかし流石にキビティという地名は初耳の方が多いですよね。

上がタンザニアの地図です。右側の水色部分は海です。インド洋。

インド洋に流込むタンザニア最大の河川がルフィジ川(Rufiji River)で、支流を合わせると全土面積の約20%を占めます。

エガーサイはこのルフィジ川の下流部に生息しています。

今回ご紹介するロケは、かなり下流域にあるキビティという上の地図の赤囲みしているエリアで、さらにその中のウテテという場所で採取されました。

こんな風にメダカの出身地をちょっと掘り下げて調べてみると、謎だったカタカナ地名にもより親近感がわいてきて愛着が深くなるものです^_^

Kibit-Uteteをじっくり鑑賞してみる

さぁ、かなり前段が長くなりましたが、いよいよ実際に生体を観察してみましょう!

まずは生後1ヶ月半の若魚。

エガーサイはレッド系でもベースがホワイト(ブルー)なので、稚魚から成長して色が出始める時は、徐々に赤の紋様が浮き出るようなイメージです

特にキビティはヒレに透明感がありエレガントな印象がありますね

徐々に頭部が赤く染まってきます

エガーサイの紋様、特にボディに入る赤と白のバランスは個体毎にも違いがあります

正面から見るとレッド系の面構え

エガーサイらしい体高のある身体つきになってきました

ヒレの部分の赤白が濃くなって模様がハッキリしてきました。

あまり真っ赤っかになりすぎないので、ミルク多めのイチゴミルクといった感じ^_^

ヒレが拡がるとやはり綺麗です

照明から見たヒレの開きもカッコいい

こちらはメス、体色は無地ですが、他のノソブランキウスより白が強め

オスがひと回り大きいのは他のノソと一緒

水槽の奥、照明の真下に行くと若干色味が違って見えます

やや青みがかって見えます

身体の中から発光しているような妖艶なボディカラー

やはりエガーサイは基本ブルーベースなんだと思います

紫がかって見える瞬間も…

メスはいつの時もホワイト

全身に赤と白のコントラストが入り、尾ビレの先は透明

後ろから見るとヒレの柄がボーダーになっているのがわかります

ピートに誘って繁殖活動

ボディの光沢か強く発色しています

繁殖時は艶っぽく見えますね

仲良しペア^_^

以上、かなりじっくり観察してみました

水槽の中の可憐な妖精

最後に動画でもご紹介します。

静止画よりもヒレの透明感がお分かりいただけるかと思います。

エガーサイは活発であまり物怖じしない性格で、キビティも一緒です。水槽の中での動きを見るのが日々楽しい!

今回はノソブランキウス エガーサイの Kibit-Utete のロケーションをご紹介しました。もちろん同じエガーサイなのでロケーションの特徴はあまり明確ではありませんが、ヒレの透明感などちょっとした違いを見つけるのはマニア心をくすぐります^_^

今後、また別のロケーションもご紹介してみたいと思います。

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