綺麗で飼いやすい ノソブランキウス フォーシャイ
今回はノソブランキウス フォーシャイをご紹介します。
フォーシャイは鮮やかな黄色のボディカラーと真っ赤に染まる尾ビレをもつ、いかにもノソブランキウス!と言わんばかりのとても綺麗な卵生メダカです。

他のノソブランキウスて比較して個体差が少なく、どの個体も均一な美しさを魅せてくれる印象があります。
また、ノソブランキウスの中でもとても丈夫で飼いやすく、繁殖力も旺盛なので初心者の方におすすめの種類です。
ちなみに、フォーシャイ(foerschi)は、フォーシー と表記されることもありますが、このブログではフォーシャイと呼ばせていただきます。
ノソブランキウス フォーシャイの魅力
それではフォーシャイをもっとよく観察してみましょう。
一番に目に飛び込んでくるのはイエローの発色で、特に特徴的なのは黄色の背ビレと尻ビレをもつことです。

ただ、黄色一色ではなく細かな赤い紋様も入っていますね。

ボディには細かく赤い網目状の模様がくっきり入り、洗練された印象があります。

大きく開いたヒレは圧巻!

一方で尾ビレだけは均一な濃いレッド一色に染まり、ボディとのコントラストが綺麗。

上から見ると少しシルバーのメタリックさがあります。

正面からみると口まわりや胸ビレが濃いイエローで可愛い^_^
ギュンテリーのゴールドタイプにも似ています。

ちなみにギュンテリー ゴールドの紹介記事はこちら。
卵生メダカ入門魚 ノソブランキウス ギュンテリーノソブランキウス ギュンテリー。古くから日本に紹介された卵生メダカで、ノソブランキウスの中では飼育や繁殖が比較的簡単と言われています。いわゆる入門魚として知られてい[…]
威嚇し合うオス2匹。エラを開いて身体を大きく見せています。

水槽の中で全身を見ると、カラフルな卵生メダカの代表選手、といった感じで目立ちます。

暗い色の背景だとよりくっきり目立ちますね。
メスは他のノソブランキウスと同じく、無地無色です。

性格は温和で複数匹飼育でもあまり喧嘩はおきません。

ノソブランキウスの中でも成長は早い印象です。生後2週間過ぎから早熟なオスは色が出始めます。

その分、繁殖行動の開始も早い気がします。ピートは早めに準備。卵もたくさん産みます。

餌もよく食べ、人懐っこく水槽の前に出てきます。本当に飼いやすいです。

元気で活発!ノソブランキウス フォーシャイ
私が最初にノソブランキウスを知った頃、初心者向けとして紹介されていたのはギュンテリーとフォーシャイでした。
初心者向けというとマニアには軽んじがられそうですが、いずれも派手なヴィジュアルや水槽内での活発な動きを見ていると、とても魅力的な種類です。
パッと水槽内を華やかにしてくれるフォーシャイ。機会があればぜひ飼育してみてください。
最後にフォーシャイの姿を動画でもご紹介します。