赤いボディのノソブランキウス カーディナリス
最近名前がつけられた比較新しいノソブランキウスの仲間をご紹介します。
その名も、ノソブランキウス カーディナリス。
アフリカで新たなタイプとして発見されてから、その鰭や鱗の模様などが似ていることから、ノソブランキウス ルブリピニスという別の品種の亜流として扱われてきましたが、正式な品種として名前がつけられたという経緯があります。
※ルブリピニスの紹介記事はこちら↓ ^_^
メタリックボディのノソブランキウス ルブリピニス今回はノソブランキウスルブリピニスをご紹介します。古くから発見されている種類で、ギュンテリーなどと同じ仲間になります。私も以前から知っていたもののなかなか入手する機会がなく[…]
こちらがカーディナリス↓
見ての通り、カーディナリスは全身真っ赤なノソブランキウスです。
赤と言っても深みのある紅色の体色で、とっても重厚感のある魅力的な魚です。
メスはもちろん淡白なグレーホワイトで、他のノソブランキウスのメスと区別がつきません。
カーディナリスとは?
カーディナリス…どんな意味なのでしょう。
どこかで聞いたことがあるような名前ですね。
メジャーリーグのセントルイスカージナルス。
チームカラーがなんと赤です。
もっと調べてみると…
カージナルスのチームマスコットも赤い鳥でした。
ショウジョウコウカンチョウという種類の鳥のようです。
この鳥は学名をcardinalisと言うのですね。
さらにその由来は、カトリック教会の教皇の最高顧問の事を枢機卿(カーディナル)
からきており、枢機卿がまとう聖職者服の色がカーディナルレッドであることから
真紅の代名詞としてつけられた名前のようです。
赤の象徴的なネーミングでカッコいいです^_^
ちなみに海外ではcardinalが大人気でNFLのアリゾナカージナルス
というチームもチームカラー、マスコットがこの通り。
カーディナリスは水槽内で情熱的に活動中
このカーディナリスのペアは多分生後3ー4ヵ月くらいでしょうか
なかなか成熟した体型をしており、オスメス共に3.5センチくらいあります。
特にメスはプリプリと豊満な身体つきをしており、グッピーのメスを彷彿とさせます。
オスは休みなくメスを追いかけてます。
情熱の赤、を感じさせるこのペアにはたくさん卵を残して欲しいです。
情熱的なカーディナリスを堪能しよう!
最後に、水槽内での様子を動画でご紹介します。
カーディナリスのペア。雄が雌をスマートに誘っています^_^
カーディナリスは、全身に濃い赤をまとったノソブランキウスで横から見ると本当にカッコいいです。
鮮やかなレッドは成長や体調によりその濃さが変わりますが、成熟したカーディナリスは深い紅のようなレッドが深まり綺麗です。特に顔の部分は常に濃い赤の発色をしています。
正面からみたカーディナリスのうおづら。
なんだか妙にカッコいいですね。
シャープで睨みをきかせたような締まった表情がたまりません! 動画でもどうぞ!
以上、今回は卵生メダカ ノソブランキウス カーディナリスをご紹介しました。
カーディナリス以外の卵生メダカの仲間たちもとても魅力的です!こちらの記事でご紹介していますのてま、ぜひご覧ください。