華のある南米の卵生メダカ
今回は南米の年魚、ピクトラータスをご紹介します。
ピクトラータスは、分類でいうとヒプソレビアスの仲間になります。(ちなみに以前はシンプソニクティスの仲間とされていた時代もあります)
近い種類でよく似た品種には、以前ご紹介したマグニフィカスがいます。
南米年魚の人気種 マグニフィカス今回は南米年魚の中でも昔から人気の高いマグニフィカスをご紹介します。マクニフィカスは以前はシンプソニクティスという系統に分類されており、シンプソニクティス マグニフィカスという学名で呼ばれ[…]
ピクトラータスは透明感のある鮮やかな色彩が印象的な卵生メダカで、水槽の中でとても見栄えがします。
それではどんな魚か画像で見てみましょう。
ヒプソレビアス ピクトラータスの魅力
ピクトラータスはマグニフィカス同様、特に大きな背ビレ・腹ビレと尾ビレがカッコいい魚です。
色合いは赤と青が混じり合ったグラデーションカラーが特徴で、赤が強めなマグニフィカスといった感じ。
各ヒレには細かいドットが散りばめられて、ボディの真ん中あたりには黒いスポットが入ります。
こちらがメス。メスはブラウンベースで地味ですが、オス同様にボディにスポットがありますね。
オスの発色は透明感があって鮮やかでとても綺麗です。
まるでステンドグラスのよう。
光のあたる角度で濃淡や色合いが変わります。
ワインカラーの熱帯魚なんてなかなかいませんよね🍷
と思ったら、赤みが強く見える時もあります。
まさに色彩の七変化。
尾ビレまで赤く染まって全く別の魚みたい。
ヒレの素地には、ニグリピニスなど南米卵生メダカ特有のターコイズブルーの発色が出ています。
暗い背景だとより際立ちますね。
見るたびに色合いが楽しいピクトラータスです。
色鮮やかなピクトラータスを楽しもう!
さまざまに色彩が変化するピクトラータスは泳いでいる時により魅力を発揮します。
混泳水槽で七変化しながら泳ぐ姿をご覧ください。
まさに泳ぐ宝石。アフリカのラコビーか南米のピクトラータスか、と言うくらい華のある魚ですよね。
飼育も特に難しいことはないので、おすすめの卵生メダカです^_^