南米年魚の代名詞 ニグリピニス
今回はラコビーと並び卵生メダカの代名詞と言われているほど有名なニグリピニスをご紹介します。
ニグリピニスは南米のアルゼンチンやウルグアイの小川に住む年魚です。
正式名称は オーストロレビアス ニグリピニス(Austrolebias nigripinnis)ですが、日本語ではアウストロレビアスと記載されることもあります。
南米の年魚には、オーストロレビアスの他にもシンプソニクティスやスペクトロレビアスなどたくさんの仲間がいますが、元々シノレビアスという名前のグループで括られていた魚たちが最近になって分類学上再編された魚が多く、ニグリピニスも昔はシノレビアス ニグリピニスと呼ばれていました。
南米年魚についてはこちらのページでもう少し詳しくご紹介しています。
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それでは水槽の中でのニグリピニスの魅力を見ていきましょう!
ブラックパールの魅力
ニグリピニスは別名ブラックパールキリーフッシュ(BlackPearl killifish)やブラックフィンパールフィッシュ(Blackfin Pearlfish)などの通称で世界中で親しまれています。
日本でも昔はアルゼンチンパールフィッシュと呼ばれていましたね。パールのようなドットが全身に入り美しい魚です。

このドットは光の角度によってホワイトにもブルーにも見えます。

ボディとヒレは深いブラックに染まり、よりパールを際立たせています。

まさにブラックパールの名前に相応しい風貌。

飼育していると体色は常に濃いブラックではなく、光の角度によりネイビーに近いカラーに見えることもあります。

一方、メスは地味なグレー系の体色ですが、オス同様ボディにスポットが入っているのが特徴です。

南米系の卵生メダカ年魚はアフリカ系のノソブランキウスと比較して体高があるため、水槽内での存在感があります。

ぜひ動画でもご覧ください。
ニグリピニスは鼻先(頭部先端から目までの距離)が短いのがなんとも可愛いらしくて気に入っています^_^
ピートダイバーの産卵シーン
ニグリピニスも年魚なのでピートに卵を産みつけて繁殖しますが、南米年魚特有のピートダイバーなのでその様子を楽しむのが醍醐味です。

ノソブランキウスがピートモスに身体をこすりつけるように産卵するのと異なり、ニグリピニスはピートモスに全身をすっぽり潜らせて産卵します。

そのため産卵床として用意するピートモスは体長より深くする必要があります。
オスが約3〜4cmなのでその倍、7〜10cmくらい入れておきます。

オスはメスをピートモスの上で誘います。

ペアが2人一緒に潜らなければならないのでメスにその気がないとお話になりません💦

何回もウロウロしてオスがメスを導きます。

オスの誘い方はノソブランキウスより優しいイメージがあります。

ようやくピートモスの上にペアが落ち着きました^_^

オスが2人で潜る場所を探しています。

オスは頭をピートモスに差し込み、メスがそれに続きます。

身体半分近く潜って…

さらに潜って…

あと少し…

完全に2人共すっぽり潜ってしまいました。

しばらく出てきません。
本当に中にいるのか…少し心配になります😅

と思ったらオスの顔がひょっこり出てきました!
突然でビックリ!!

しかしどうやって中で向きを変えたのでしょう?
垂直に入って逆向きに出てきました^_^

続いてメスもひょっこりはん。

2人の無事が確認できました^_^

このシーンに立ち会うと愛しさが100倍アップします^_^
ぜひ動画でもご覧ください
以上、今回はニグリピニスについてご紹介しました。
泳ぐ姿に愛嬌があり、飼育・繁殖も簡単でおすすめです。
ノソブランキウスと異なるのは、産卵用のピートモスの深さと、水温をやや低め(20度前後)にすると調子が良いことくらいです。
興味ある方はぜひ一度飼ってみてください。